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着物コラム【京都:エリア別おすすめ情報】

千利休のお家を移築し建立した「高桐院」が気になる!

こんにちは~!もーです。最近、京都のお寺や神社、桜や紅葉が美しい場所などをたくさん巡っています~!京都っていろんなお寺や神社の他に、それに桜や紅葉の名所があってすんごく面白いんです。それぞれ個性あるので、知れば知るほど奥が深いんですよ!!!!!

 

さて今回は、大徳寺の塔頭の「高桐院」について説明しようと思うのですが、みなさんはこの建物のことはご存じですか????

 

もーはこのお寺のこと、なんとなくは知っていたんですが、詳しいことは知らなかったので、この記事にまとめてみました!

 

今回はこの高桐院について、シンプルにわかりやすく説明していきたいと思います!

ぜひ最後までお付き合いください!

 

【目次】

〇高桐院とは

〇高桐院の見どころ

・苔と紅葉のコントラストが素敵「楓の庭」

 

〇高桐院とは

高桐院(こうとういん)は大徳寺の塔頭です。塔頭(たっちゅう)というのは、本寺の境内にある小さなお寺のことを指します。ちなみに大徳寺の塔頭は、20以上あるそうです。その中のひとつの塔頭がこの高桐院なんです。

 

この高桐院は、1601年から1602年の間、肥後細川藩(熊本県あたり)の初代大名細川忠興(ほそかわ ただおき)(別名:細川三斎)が父の細川幽斎(ほそかわ ゆうさい)の菩薩寺として創建しました。境内には、忠興と妻の細川ガラシャの墓が残っています。

 

ここで気になるのが、いったい細川忠興ってどういう人なの?ということ、そして、

ガラシャと忠興の関係ではないでしょうか?

ということで高桐院創建者の細川忠興について、そして妻のガラシャについて説明したいと思います。

 

 細川家は加藤家に代わり、肥後(熊本県あたり)をおさめました。忠興は1563年、室町幕府の足利義輝に仕える細川幽斎の長男として生まれました。

細川忠興は、織田信長や豊臣秀吉、そして徳川家康からも重用された人物として有名で、武将でありながらも文化人としても知られ、千利休の茶の湯を受け継いだ「利休七哲」の1人に数えられるほどなんです。彼は明智光秀の娘、明智玉子(のちの細川ガラシャ)と結婚をします。彼はそうとうガラシャのことが好きだったみたいで、ガラシャの方も忠興を好きで、結婚当初は仲睦まじい夫婦でした。信長からも「人形のように可愛い夫婦」と言われたほど仲が良かったみたいです。しかし1582年に起こった「本能寺の変」で、ガラシャの父の明智光秀により織田信長が襲撃されました。内通を疑われた忠興は、ガラシャを丹後国味土野(京都府京丹後市付近)の山奥に2年間幽閉させました。忠興とガラシャは別々の地に住んでいたのですが、ガラシャへの愛はアチアチだったみたいで、その間も次男の興秋(おきあき)が生まれています。幽閉からやっと戻ったガラシャとまた楽しい生活を送っていたかと思いきや、小さな亀裂が広がっていき、2人は不仲に。うつ状態に陥っていたガラシャはカトリックに救いを求めるようになった。忠興はガラシャの心が自分から離れていくのを察し、嫉妬したからかこの時期からガラシャの行動を監視するようになりました。洗礼を受けたガラシャは落ち着きを取り戻し、気性の激しい性格が穏やかな性格になりました。

 

しかしガラシャの洗礼をよく思わなかった忠興は、棄教させようとしました。しかしガラシャは頑なに拒否した。忠興は、ガラシャに嫉妬させようと、側室を数人持つことを宣言するが、ガラシャの心に響かず、逆にガラシャの心を遠ざけてしまい、そんなことが続き離婚を考え宣教師に相談したガラシャではあったが、カトリックでは認められなかったため、離婚することを思いとどまっていました。

 

1600年、忠興は家老の小笠原秀清(おがさわらひできよ)に「自分が不在中、もしも妻の名誉に傷ついたら、まずは妻を殺して全員切腹せよ」と言い、上杉征伐に出かけた。

忠興の留守番中、細川家の屋敷を囲った石田三成がガラシャに人質になるように迫った。

ガラシャはこれを断り、侍女たちを逃がし、細川家の家老の小笠原秀清に介錯させてなくなりました。帰ってきた忠興はガラシャの壮絶な死を知り、棄教まで追いやろうとしたキリスト教式で葬式を行ない、ガラシャの菩提を弔いました。

 

ガラシャを愛しすぎ狂った行動をしていた忠興と、忠興のことが嫌で嫌でしょうがなくて離婚したいと願っていたガラシャ最後は夫の言葉を守って死んだガラシャ。

2人は実は似たもの同士なのではないでしょうか。もしかしたら、最後の最後で2人の心は通じ合っていたのではないでしょうか?

 

前置きが長くなりましたが、そんな2人が祀ってある高桐院の見どころを少しだけご紹介します。

 

〇高桐院の見どころ

・苔と紅葉のコントラストが素敵「楓の庭」

楓の庭は、高桐院の方丈の庭のことを指します。

客殿の前に広がる緑色の苔と真っ赤な赤の紅葉のコントラストが素敵でかつシンプルな「楓の庭」は江戸時代初期に作られました。美しい景色は圧巻です。広くはありませんが、品があるお庭でとても趣があります。



 

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