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着物大事典
今、着物を現代風な着こなしで楽しむ人が増えています。しかし、着物をあまり着たことがないと、着こなしが難しそうに感じるのではないでしょうか。そこで今回は、着物の現代風着こなしの魅力や、具体的なアレンジ方法、コーデのポイントなどを紹介します。
着物の現代風な着こなしにチャレンジしたいなら、ぜひVASARAの着物レンタルをご利用ください。トレンドを押さえた、最新のコーディネートをご用意させていただきます。
<着物レンタル VASARA>
今、着物は伝統的な和装としてだけでなく、現代風な着こなしによりファッションの一ジャンルとしても注目されるようになりました。その背景には、次の3つの理由があります。
従来の伝統的な着物は、花や鶴などの古典柄が一般的です。しかし、近年ではチェックやストライプなど、洋装のように自由な色や柄の着物が登場しています。素材も絹や綿、麻などの天然素材に限らず、洋服と同じようなレース地やツイード地などを使ったカジュアルでおしゃれなデザインの着物も作られるようになりました。
和装にとらわれない自由な着こなしを楽しめるようになり、個性を出せるファッションとして受け入れられるようになりました。
現代風の自由な着こなしでは、和装小物に限定せず、普段使用しているバッグやアクセサリー、靴など現代のファッションアイテムを合わせることができます。
伝統的な着物に比べて堅苦しさがなく、自由なコーディネートを楽しめるため、個性を出しやすくなっていることも人気の要因です。
着物は、現代では特別感のある装いです。おしゃれな着物を着ることで、ちょっとしたお出かけやイベントも、非日常的な感覚で楽しめます。
特に日本らしい観光地やイベントを楽しむのには、着物がぴったりです。現代風な着こなしなら、伝統的な着物に比べて気負わずに着られるでしょう。
また、着物は華やかで見映えが良くSNS映えすることも、人気に拍車をかけています。
着物らしさも大切にしながら、自分らしいテイストを加えるのが現代風の着こなしです。どのような合わせ方やアレンジができるのか、具体的な方法を4つ紹介します。
手軽に現代風な着こなしを楽しむには、色や柄、デザインが現代風な着物を主役にするのが手軽です。
従来の着物にはなかった色使いやストライプ、薔薇柄、テキスタイル柄などカジュアルな柄・デザインの着物を選べば、それだけで現代風な印象が強くなります。柄のバリエーションも増えるため、個性を出した着こなしができることも魅力です。
レースやデニムなど、伝統的な着物には使われてこなかった、現代ならではの素材の着物を選ぶのもよいでしょう。カジュアルな印象になり、洋服感覚で着こなせます。
従来、着物は半衿を付けた襦袢の上に着るため、着物の衿元から見えるのは半衿になります。
現代風に着こなしたいときは、インナーにハイネックやタートルネック、ブラウスなどを着て、見えるようにコーディネートするのが効果的です。洋服のレイヤードの感覚で、モードな印象を加えることができます。
シースルー素材を合わせればドレッシーに、カットソーやセーターならカジュアルダウンな着こなしができます。着物との配色を楽しみ、着こなしのアクセントにするのもおすすめです。寒い季節なら、防寒対策としても役立ちます。
従来の着物でも、小物で現代風のテイストをプラスすると新鮮です。
伝統的な着物の場合、和装の巾着や織物を使用した和装バッグを合わせるのが一般的ですが、現代風の着こなしをしたいなら、カジュアルなバッグを取り入れましょう。チェーンやレザー素材を使用したバッグは、ゴージャスで特別感のある着物コーデにぴったりです。
また、靴も伝統的な着こなしでは草履を合わせますが、ブーツやカジュアルシューズ、スニーカーなどを合わせると現代的に見えます。
このほか、帽子やヘアアクセサリー、ブローチなどをプラスするのもおすすめです。和モダン系のコーディネートにも良く合います。
着物のアウターといえば、羽織や着物向けのショール、和装コートなどが代表的ですが、現代風に着こなすなら洋服のアウターと合わせる方法もあります。
カーディガンやジャケットを羽織って着こなしのアクセントにするほか、着物を羽織に使ってレイヤードすることも可能です。アウターを工夫することで、洋服と同じようにさまざまなコーディネートを楽しめるでしょう。
ただし、アウターの割合が大きいと、せっかくの着物が映えなくなるおそれがあります。着物をメインに考えてコーデを楽しんでみてください。
着物を現代風に着こなすには、ちぐはぐにならないようにコーディネートをまとめることが大切です。おしゃれにまとめるためのポイントをご紹介します。
着こなしで最も重要なことは、コーディネートのテーマを決めることです。
着物を現代風に着るといっても、カジュアルダウンしたいときもあれば、お出かけやパーティーシーンなど、少し特別な日にドレスアップするために着たいこともあるでしょう。
ゴージャス、シック、モードといったコーデのテーマを決めておくと、着こなしのイメージがまとまり、合わせるアイテムも選びやすくなります。季節やシーン、TPOなども考慮しながら、テーマを定めてみましょう。
現代風の着こなしは、伝統的な着こなしに比べてコーディネートの選択肢が広い分、アイテム選びを間違えるとちぐはぐになってしまうおそれがあります。
決めたテーマに沿って、色や質感、素材感などの統一性を意識してアイテムを選ぶと、コーディネートにまとまりが生まれます。例えば、ドレッシーなコーデなら光沢感のある小物を取り入れる、シックなコーデならモノトーンやダークトーンでまとめる、レトロ風ならくすみカラーや伝統的カラーを用いる手法が有効です。
また、差し色を用いるときは、分量に注意しましょう。差し色の割合が高すぎると統一感が失われてしまうため、全体の2割程度にとどめておきます。
現代風な着こなしでは、伝統的な着物のようにきっちりとした着付けをしないことで抜け感を演出できます。例えば、洋服のように衿元を開き目にしたり、帯をゆるめにしたり、裾を短めにしたりといった方法でカジュアル感を出します。
しかし、着崩しもやり過ぎると、せっかくの着物の凛とした印象を損ないかねません。基本の着付けができていなければ、だらしなく見えることもあるため注意が必要です。
着物を現代風におしゃれに着こなすには、ヘアスタイルも大切です。
着物を着るときは、シンプルなアップスタイルが一般的ですが、現代風の着こなしではまとめ髪にこだわる必要はありません。コーデのテイストに合わせてアレンジしましょう。
現代風の着物コーデには、ポニーテールや編みおろしなど、ラフさを感じられる洋風のスタイルを取り入れるのがおすすめです。アップスタイルもかっちりさせず、抜け感を作るとよいでしょう。
また、バレッタやカチューシャなどのヘアアクセサリーや、ベレー帽などを合わせてもおしゃれにまとまります。
ここからは、着物の現代風着こなしにはどのような合わせ方やアイテムの選び方があるのか、コーディネート例を紹介します。
着物をドレッシーに着こなしたい方におすすめなのが、インナーのレースやシースルーを衿や袖からのぞかせたモダンなレイヤードコーディネートです。
着物は、光沢感のあるトワルドジュイ柄の単色ネイビーカラーで、シックながらも高貴さを感じさせるものを選びました。帯と半衿はグレー地に黒の花柄で、模様を合わせるのがポイントです。帯揚げのフリルとヘアアレンジにはホワイトを差し色として使うことで、全体を引き締めています。
ビジューをあしらったバッグや帯締めは高級感があり、コーデとの相性もバッチリです。洋風テイストが強いコーディネートも可能で、ゴシック系ファッションを好む方にもおすすめできます。
グレイッシュな淡いカラーのトワルドジュイ柄の着物は、同じトーンでまとめることで、フレンチガーリーな着こなしを楽しめます。
可愛らしさを加えるために、帯はラグジュアリーブランドを彷彿とさせるベージュを基調としたモロッカン風の柄を選択しています。帯の上には、大きなビジューの付いたベルトをアクセントに配しているのがコーデのポイントです。帯揚げと半衿はホワイトで、ゴールドパール付きの半衿が高級感をプラスしています。
可愛らしい要素が盛りだくさんでありながら派手になり過ぎないため、着物が初めての方でも挑戦しやすいコーディネートです。
光沢のあるファンシーツイード素材の着物は、適度なフォーマル感のあるコーディネートを楽しめ、お出かけコーデにぴったりです。
衿元からフリルをのぞかせると、ジャケットインしたブラウスのようなイメージで、ドレッシーな印象を与えられます。オプションの重ね衿を追加すれば、ブレードのようにも見え、より華やかな着こなしが可能です。
洋服にも多く使われるブラウンの花柄の帯を合わせることで、現代風な着こなしになります。さらに、アクセントにフリルベルトを取り入れると、ゴージャス感がプラスされます。
着物を現代風に着こなすには、着物の選び方はもちろん、小物使いが重要です。まずは、どのようなコーディネートにしたいかテーマを決めて、洋風テイストのある小物を組み合わせていくと、おしゃれな着こなしを楽しめます。
現代風な着こなしを楽しみたいなら、VASARAで着物をレンタルしてみてはいかがでしょうか。洋風な柄の着物やレース着物、ツイード着物など、トレンドを押さえた可愛くおしゃれな着物が豊富にそろっています。小物もまとめてレンタルでき、着付けや基本的なヘアセットをお任せできるのも安心です。
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